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Q1 |
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ヘルスコートは、どういう物ですか? |
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A |
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微粉末炭と液体ナイロン樹脂を混合して塗料化したものです。微粉末炭は1ミクロン〜3ミクロン(髪の毛一本約60ミクロン)の粒子です。 |
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Q2 |
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液状ナイロン樹脂と何故混合するのですか? |
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A |
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液状ナイロン樹脂は微粉末炭をつなぎ止める結合剤です。同時に接着剤の効果をだします。 |
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Q3 |
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何故他の接着剤や樹脂ではいけないのか?また、特許は出願してるのか? |
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A |
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液状ナイロンは特許出願して公開中(特開平10−67965)です。 ヘルスコートは特許取得商品(第3133962)です。 液状ナイロンは水を通さず水蒸気は通します。また、保水性と密着性もあります。 (水は0.3ミクロンの粒子です。水蒸気は、0.002ミクロンの粒子です。) 微粉末木炭の吸脱着効果を出すには、木炭の多孔質体の孔を塞がないで完全に呼吸をさせる事と、保水性、密着性も必要です。液状ナイロンには他の接着剤や合成樹脂に無い通気性と保水性を持ち合わせていますので、塗料化しても木炭の効能を引き出す事ができるのです。 |
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Q4 |
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なぜ微粉末木炭を使用するのか? |
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A |
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黒炭は微粉末にすることで表面積が広がりより、効果を引き出すことが可能となります。 また、微粉末にすることで活性化し、触媒として働くようになります。
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Q5 |
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木炭の中で、備長炭が最高に効能が有るといわれているが、そうなのか? |
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A |
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有機物質(臭いなど)や水分(湿気)を吸着したり脱着したりする機能があります。1,000℃〜1,200℃で焼成された備長炭は塩基性の性質があり、酸性質の物質を良く吸着します。また、半導体の特性があり、電磁波吸収材としての機能も発揮します。しかし、調湿、消臭作用速度が遅く難点もあります。 |
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Q6 |
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木炭の種類別によるテスト結果はないのか? |
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A |
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各種木炭の単体比較データはあります。
〈1〉 |
目的 |
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木炭の物質的吸放湿作用及び物理化的吸放臭(呼吸器能と自浄作用) |
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〈2〉 |
比較する木炭 |
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比較する木材 |
焼成温度 |
1. |
土壌改良用粒炭 |
約450℃ |
2. |
ナラ炭 |
約600℃〜700℃ |
3. |
赤松炭 |
約800℃ |
4. |
竹炭 |
約600℃ |
5. |
備長炭(馬目樫 白炭) |
約1,000℃ |
6. |
セラミックス炭 |
他社製品内容不明 |
7. |
コア炭(針葉樹残渣) |
約450℃ |
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〈3〉 |
吸放臭(吸着分解放出性能) |
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1.) |
アンモニア |
2.) |
アセトアルデヒド |
3.) |
硫化水素ガス |
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アンモニア初期濃度40ppm、アセトアルデヒド初期濃度60ppm硫化水素ガス初期濃度50ppmに設定した500ml容器の中に、各木炭の検体を1グラム入れ、吸着時間10時間後の残臭率を測定した後14時間放置して放出させ、繰り返し10時間吸着後の残臭率を測定した。(4サイクル実施) |
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〈4〉 |
考察 |
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炭材と焼成温度や炭化方法によって性能に大きな差がでる。 |
・ |
赤松炭は比較した木炭の中で特に安定した性能を持つ。 |
・ |
備長炭には一般にいわれる程の性能は無い。 |
※ |
調湿材として使用する場合は吸放湿性能とも3%以上の性能が必要です。 |
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2.) |
吸放臭性能について |
1. |
アンモニアについて吸放臭性能(4サイクルの平均値) |
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・ |
ナラ炭はアンモニアに対する吸臭分解性能が高い事がわかる。 |
・ |
ここでも備長炭の性能は劣る事がわかる。 |
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〈5〉 |
まとめ |
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現在よく話題になる備長炭や竹炭などより、赤松炭、ナラ炭、は非常に良い結果であることがわかります。 |
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● |
炭材と焼成温度による性能の違い |
1.) |
吸湿率 |
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500ml容器の中に各焼成温度の違う炭材を100グラム入れ、湿度90%での2時間後の重量変化を測定した。(14サイクル実施) |
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アンモニア初期濃度6ppmに設定した500ml容器の中に各焼成温度の違う炭材を100グラムいれ、吸着時間10時間後の吸着効果を測定した。(4サイクル実施) ※表は検体の残濃度を示す
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ホルムアルデヒド初期濃度25ppmに設定した500ml容器の中に各焼成温度の違う炭材を100グラム入れ、吸着時間10時間後の吸着効果を測定した。(4サイクル実施) ※表は検体の残濃度を示す
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Q7 |
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備長炭(その他の固形炭)の方が木炭というイメージがあって、大量に使えば、効果の方も安心できると思っていたが、ヘルスコートは塗るという事で塗膜は薄いし、木炭のボリューム感も無いので、本当に大丈夫か心配だ。 |
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A |
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心配はいりません。木炭は、体積より比表面積で効能を発揮します。 ヘルスコートに使用されている木炭は、1m2当たりおよそ100g(樹脂の量は除く)です。木炭の形状が薄くて、棒状の形が無くても、また、ボリューム(量)が無くても、いかに木炭炭素の表面積をムダなく均一に分散させて作り上げるかが、効能を最大限に引き出すポイントなのです。 |
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Q8 |
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なぜ木炭の表面積で効果が出るのか? |
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A |
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アンモニアガスの消臭実験で備長炭の表面層に臭いが移り、割ってみたら中は臭いが移っていなかった様に、ボリュームに応じた性能発揮ではないのです。 微粉末炭の持つ官能基は幾種類も表面に帯びて、多孔質体のグラファイト化された表面層が均一に並んでいる為に物理的科学的吸着分解が起きるので、ヘルスコートの表面には、臭いも残りません。
◎ |
調湿性についても、空気中の水分と炭素の表面層のしくみが吸着分解を繰り返して
湿度のコントロールをするのです。1年を通して平均8.3%の調湿効果があります。 (某設計事務所 所長宅実験 平成9年9月〜平成10年8月) (財団法人 化学品検査協会)
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Q9 |
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ヘルスコートは抗酸化環境を作ると聞いたがどのような事なのか? |
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A |
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ヘルスコートの表面層は木炭炭素の塊です。 炭素には活発なマイナス電子が周囲との電位差が生じることで負に帯電します。従って、周囲の物にマイナス電子を供給してくれる役割があり、「還元作用に富んでいる」その働きにより、酸化粒子(正の帯電粒子)が多い環境であれば、炭素の還元力(中和作用)によって抗酸化環境ができる訳です。
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Q10 |
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住まいの中に抗酸化粒子が多いとなぜ人に良いのか? |
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A |
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「還元作用に富んでいる」木炭の働きは、物の寿命を伸ばす働きがあると昔から言われております。 抗酸化環境では、人の新陳代謝を促進し若返らせる効果があると同時に、人の身体に活性化を促すとともに、健康を促進させる事になります。従って住まいの中にヘルスコートを使用する事で、健康的な素晴らしい環境を提供する事になるのです。 |
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Q11 |
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例えば6帖であれば、どの位塗れば、木炭の効果がでるのか? |
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A |
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木炭の比表面積が広がれば広がるほど、触媒活性が盛んになり抗酸化環境ができます。本当に健康住宅にひたりたいと考えるならば、最低天井、壁は必要です。 |
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Q12 |
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寝室にヘルスコートを使用したいが、寝室ではどの様な効果が期待できるか? |
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A |
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人間は睡眠中にも、酸化したガスが身体から発生するといわれています。それは、いろいろな臭いとなって、特に新陳代謝が活発な若い人や、逆に新陳代謝が活発でない病人や老人に、その傾向が顕著です。 自分の発散した臭気を吸うことで、自律神経のバランスが崩されて熟睡できず、肩が凝るとか、また、ストレスが解消できませんので、疲労が蓄積されて行くという訳です。 そこでヘルスコートを壁・天井に塗布する事によって、木炭の働きで室内の消臭効果と抗酸化環境で逆に副交感神経が刺激され、身体がリラックスしてストレス解消にもなり健康な身体を作る環境ができるのです。 |
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Q13 |
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ヘルスコートを壁、天井に塗布して、クロス・和紙・白木・塗料などで、仕上げても効果は変わらないのか? |
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A |
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通気性に素材であれば何でも結構です。接着剤もデンプン系・セルロース系など自然の素材の物か、通気性材料であれば大丈夫です。 ここで注意が必要なのは、高温で履歴された木炭は若干金属の性質がでてきます。 そこでクロスの場合、通気性を持つクロスの上に、撥水性をもたらすために表面が撥水加工された通気性クロスが出まわっています。このようなクロスをヘルスコートの上に仕上げた場合には、点錆のような錆がクロスの表面に出てくる傾向があります。 従って、弊社推奨のクロスをご使用して下さいますよう、お願い致します。 また、その他材料を仕上げに使用する場合はご連絡をお願いいたします。
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Q14 |
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微粉末の木炭の表面層に接着剤を塗ったり、また、その上に仕上材を貼ったりしても自然素材の材料であれば良いというが、厚くなって蓋をしたみたいになるので、効果が無くなると思うが、本当に大丈夫なの? |
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A |
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ここで連想して頂きたい事があります。 子供の頃、磁石で遊ばれた事があるかと思います。磁力が通る物であれば、どんなに厚いものでも磁力の働きが作用したことを思い出して下さい。また、電波も同じく電波を防ぐ障害が無い限り、空気中、あるいは大気圏からでも、電波は届き受信できます。 それとまったく同じように、ヘルスコートに合う素材(空気中の水分を取り込むことが出来る素材)の物であれば、どんなに厚くても一体化したものとなります。 木炭の働きにより、空気中の物質に吸着・分解・電子特性の作用で調湿・消臭・抗酸化環境などを作りだすのです。 |
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Q15 |
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ヘルスコートには調湿効果がある事が解りましたが、結露には効果があるのか? |
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A |
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室内結露につきましては、昨今の高断熱住宅において、断熱材・室内換気・空気の循環装置・二重サッシなどで設計上での結露対策は完全に近いかと思われます。 しかし、さらなる水分管理(人間が生活する中で、年間10トンの水分が室内に排出されるといわれている。)が、必要ではないかと思われます。 その様な空気中の水分についてはヘルスコート1m2塗布面積で約15kgの水分吸着量があります。 |
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